someone's notebook

誰かさんの書いたジャポニカ学習帳

Winnyの生みの親、金子勇様へ

拝啓


飛び込んできたニュースで驚きました。

お元気でしょうか?私は元気です。

私が初めてWinnyを見たのは、弟が勝手に自宅PCにインストールしたのを知った時でした。
私は幼いながらもP2P技術に関心を持ちました。
勿論、ティーンネイジャーがファイル共有ソフトをどのように使うかなどは、恥ずかしながらも私もその1人でしたから、大変お世話になりましたm(_ _)m

あの事件以降、世間ではWinnyは絶対悪です。
私はとある企業で情報セキュリティの研修を受けましたが、その内容は詰まるところ「何が何でもファイル共有ソフトを使うな」ということでした。

私は、不思議に思います。

なぜ、家に仕事の資料を持ち帰らなければ作業が終わらず、そしてそれが暗黙の了解となるのか。
なぜ、家族で使う皆のPCに情報漏洩に繋がる危険性のあるソフトウェアを安易にインストールしてしまうのか。
なぜ、P2P技術が日本で進歩しなかったばかりか、忌避の対象になるのか。

一つは、法人格や組織としての責任があります。
二つ目は、幼稚な子どもにありがちなモラルと自制心の欠如です。
三つ目は、無関心な無知による、偏見と誤解です。

まるで爆弾を発明したノーベルのようです。

金子勇賞を作りませんか?

貴方の発明した技術は悪ではない。

その証拠に、Skypeを始めとしたServiceで使用されてる他、大規模なインフラ構築にも分散化のアイデアは必須です。

そんなこんなで、私は貴方の訃報を聞き、少しばかり残念な気持ちと、なぜこうなってしまったんだろうと嘆く気持ちで胸が一杯になります。

ありがとうございました。
ゆっくりと安らかにお眠り下さい。

敬具


原田靖之より。

With "Love"

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